逃げることは戦うことと同じくらい“積極的な行動”です。
逃げること(辞めること)は、まさに『戦略的撤退』なのです。
今回は、仕事上での〈縁切り〉、つまり退職をしたいと思っている人のための、具体的なお話です。
Contents 目次
1、〈運気〉を下げる、こんな仕事はすぐに辞める方がよい
1、その仕事、本当にあなたがやるべきものですか?
まぁ〜今の時代、なんて多くの人が、自分の仕事の環境で悩んでいることでしょう。
毎月の何十時間(何百時間)におよぶ残業。
わけもなく自分につらくあたる上司や同僚との人間関係(パワハラ、セクハラ)。
仕事は辞めたいけれども、辞めると次の仕事は見つからないのではないか。
だから仕事は辞められない・・・
このような葛藤に陥っている人は大勢います。
でもよく考えてみれば、
「辞めたい」と思ったということは、それが今のあなたが一番望むこと
だということではありませんか。
「仕事を辞めようかな」
と考え始めた時点で、すでにあなたは、
「この仕事(会社)は自分のいるべきところではない」
と無意識の部分で気づき始めているのかもしれません。
あなたはこの時点で、あなたが本来的に持っている〈運気〉を、かなり削られていると考えられるのです。
一般的に日本の社会では、仕事は長く続ける方が良いと言われています。
何年も同じ会社に勤務しているだけで、社会的な信用に繋がります。
でも、あなたがその仕事が
「やるべきではない」
「向いていない」
「何か違う」
と感じたならば、
そうした自分の気持ちを大切にするべきです。
2、日本に「ベーシックインカム」が導入されれば良いのだけど
それはあなたの無意識、つまり“魂”からのメッセージなのです。
今の仕事を辞めると、お金に困ってしまう。
そういう経済的な問題が大きな壁になってくるでしょう。
わたしは日本に「ベーシックインカム」が導入されれば良いと思っていますが、現在のところはそうはなっていませんからね。
でも、仕事における様々な失敗やトラブル、事故、人間関係のトラブルなど、
すべてがあなたの“魂”からのメッセージ
とも考えられるのです。
ですから、あなたが「どうしても辞めたい」と強く思ったならば、思い切って辞める方が、長い目で見てあなたのためになると思うのです。
そうした“魂”からのメッセージを無視すると、しだいに心身の病気になったり、事故を起こしてしまうなど、取り返しのつかないことになる恐れがあります。
いわゆる「ブラック企業」なんかに入ってしまっていると、なおさらです。
その人間関係とか雰囲気の中では、正常な思考が停止してしまうから、気をつけなければいけません。
ベーシックインカムとは
すべての国民に、差別なく、一定の現金を継続的に給付すること
3、自分の本当の気持ちに気づきましょう
それに嫌いな仕事に何年も無駄に過ごすのは、もったい無いでしょう。
我慢して現状を維持するのに、どれだけの意味があるのでしょうか。
今の仕事を辞めることによって、新たな世界が開けてくるのです。
もし迷うのならば、この仕事を続けることのメリットについて、一度、自分の気持ちに素直になって、紙に箇条書きに書きでしてみてはどうでしょう。
現状にとどまっていても何も始まりません。
躊躇せず、どんどん前に進むべきです。
一番良くないのは、
「自分はダメ人間だ」と劣等感の塊のような心理に陥ってしまう
ことです。
そして、
うつ状態になってしまい、その病的な状態に自分でも気づかない
でいることです。
2、仕事を辞める場合の、デメリットとメリット
ここでは、今の仕事辞めることによるデメリットとメリットを、一般論的ですが考えてみましょう。
1、デメリット
A、収入がなくなる
まず第一に考えられるデメリットは、なんといっても経済的損失でしょう。
無職でも、健康保険や年金、住民税は支払わなければいけません。
家賃や住宅ローン、光熱費などは支払わなければいけません。
貯金を切り崩しながら、悶々とした日々をすごすことになると、せっかく手に入れた自由な時間が無駄になってしまう恐れがあります。
B、生活リズムが乱れる
仕事をしていない場合、決まった時間に起きなくて良いとなると、生活が乱れる可能性があります。しっかりとした目標を持って、何かに没頭する事ができれば良いのですが、そうでない場合には、生活が乱れやすくなります。
2、メリット
A、仕事のストレスから解放される
まず、仕事そのものの責任から解放されます。さらに、朝早く起きなくてもよいし、通勤で満員電車に乗らなくてもよい。
いろいろな意味でストレスから解放され、気持ちが楽になるでしょう。
B、煩わしい人間関係から自由になれる
冷たい先輩社員や同僚、パワハラしてくる上司。
さらにはセクハラに被害にあう場合もあります。
良好な人間関係を築いていたとしても、たった1人の悪意に満ちた同僚のために、深く傷ついてしまうこともあります。
人間関係の問題は、こちらに非がなくても、相手に問題がある場合はなかなか解決のめどが立たないケースもよく見られます。
思い切って退職をすることでしか解決しない場合も多いのです。
C、時間の余裕ができる
仕事をやめれば毎日が自由時間ですから、自分の好きなことに時間を使うことができます。
思い切って遠距離の旅行にも行けます。
これまで、時間がなくてできなかった勉強にも取り組む事ができるようになります。
D、心と体を休ませることができる
遠距離通勤をしていたり、長時間の残業をしていた人は、心身ともに辛い思いをしてきたことでしょう。
人によっては過労死に至る場合もあるわけです。
そこまでいかなくても、自分では気づかないうちに、うつ状態に落ちいっている人は大勢います。
あるいは、人間関係で疲れて、精神的に不安定な状態に陥って、病気になっている人も多いものです。
仕事を辞めると、そうしたことから解放され、心と体を休ませることができるようになります。
そして健康を取り戻すことができるようになるのです。
E、自分を見つめたり、視野を広げることができる
自分の時間を持つ事ができると、自分が本当にやりたいいことは何なのかなど、自分を見つめる事ができるようになります。
そして、興味が湧いてきたこと、いろいろな情報を集める事が出るようになります。
そこには、これまでのあなたの知らない世界が広がっているのです。
いろいろな世界を知る事で、あなたはより広い視野を持つ事ができるようになっていくのです。
3、辞めない方が良い人
1、仕事に〈使命〉もつ
では、「仕事を辞めない方が良い人」とは、どんな人でしょうか。
それは、
その仕事になんらかの〈使命〉をもって取り組んでいる人
です。
この場合はもう、お給料とか人間関係とかの問題ではない。
もっと高次元の視点で、現在の仕事に取り組んでいる人です。
それはその人にとって適職であると同時に、〈天職〉といっても良いかもしれませんね。
「これを成し遂げるために、自分は生まれてきたんだ」
そういう情熱を傾けていけるお仕事です。
こういうのを持つ事が出来る人は幸せですよね。
あなたが本当にその仕事に情熱を持ち、取り組んでいたならば、上司や同僚は、嫌でもあなたを認めざるを得なくなります。
認めない人は自然とあなたの元を去っていく事でしょう。
あるいは、あなたが、所属している組織(会社)でいられない状況になったとしても、自分で独立するか、もっと素晴らしい別の組織があなたを放っておかないでしょう。
2、仕事にどれだけ“情熱”を持っていますか?
仕事というのは、このように本当に自分の情熱を傾ける事ができるのを、第一の目標とする方が良いのではないでしょうか。
あの人気TVドラマで、堺雅人さんが演じる『半沢直樹』のように、しっかりとした目的を持って、その仕事に打ち込むことができるのならば、これほど素晴らしいことはないでしょう。
そこで、あなたに質問です。
あなたは、今の仕事にどれだけ情熱がありますか?
今の仕事を続けることに、どれだけの意味を見出す事ができますか?
『半沢直樹』
冒頭で、
逃げること(辞めること)は、『戦略的撤退』
と言いました。
あなたが今の仕事を辞めるということは、あなたが情熱を傾ける事ができる仕事ができるようになるための、“戦略”なのです。
逃げる(辞める)ことは、あなたが未来に勝ち取る勝利をに向けた、積極的な“戦略”なのです。
4、仕事を退職することは、あなたの自由
ここでは、現在の仕事を辞めると決意した場合、どうすれば良いかの技術的なことについてお話していきます。
1、退職することは、あなたの〈権利〉であって、〈許可〉は必要ない
まず大切なことは、
「会社を辞めることは、ごく普通の権利であり、あなたの自由だ」
ということです。
特に、正社員の場合、「辞めます」というだけで、原則として労働契約は終了します。
ですので、会社に「辞める」と言えばそれで済むことなのです。
退職することに対して、相手(会社側)の「許可」は必要ありません。
会社の「就業規則」に、いろいろと決まりが書かれてあっても気にする必要はありません。
その内容はどこまでも、その会社が決めたルールにしか過ぎないのです。
このことは、民法627条1項で定められています。
民法627条1項
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをする事ができる。
この場合において、雇用は、解約の申し入れの日から二週間を経過することによって終了する。
つまり、2週間前までに「辞めます」と言っておけば、辞めることができるのです。
さらにその2週間は有給休暇を使うか、欠勤扱いにして、実質的にその日から辞めることができるのです。
そこで、直接「辞める」と言えれば良いのですが、いろいろな事情でそれができない場合があります。
電話やLINEを使って会社に「辞める」と伝えても良いのです。
あるいは、郵送で退職の意向を伝えれば良いのです。
「内容証明郵便」を使えば、ベストです。
内容証明郵便とは
送付する文書の写しを郵便局に提出することで、いつ、誰が、誰に対して、どのような内容の書類を送ったのかを、郵便局が公的に証明する郵便です。
2、便利な退職代行サービス
自分で言うのも怖いし、郵便を使って伝えるのも怖い、あるいは気がひける、という場合は、
「退職代行サービス」
を利用すれば良いでしょう。
(「退職代行サービス」は下記にのせておきます)
直接、退職の意向を伝えるとなると、その理由を尋ねられたり、引き止められたりする場合があります。
場合によっては怒鳴られたり、「脅し」の言葉がくる場合もあります。
すでに
精神的にかなりまいっていて、うつ状態になっていると、自分で「辞めたい」と伝える気力すら起きない
場合だってあります。
パワハラやセクハラが行われているような職場では、自由にものを言える雰囲気ではないのが現実です。
怖くて、「辞めます」とすら、言いだせない力関係の中で、苦しい状態を強いられている
こともよくあるのです。
そうした事に便利なのが、「退職代行」です。
「退職代行サービス」を利用すれば、
たったの数万円でその会社をすぐに辞めることも可能
です。
会社を辞めたくて仕方がないのに、自分で「辞める」と言えないのでしたら、退職代行サービスを頼りましょう。
自分で退職の意向を伝えるにせよ、「退職代行サービス」を利用するにせよ、
仕事はすぐに辞めることができる
のです。
あなたが、「辞めたい」と思っているのならば、その自分の気持ちに素直に向き合っていくことが大切です。
苦しみながら仕事を続けるのは、時間の無駄です。
苦しんでるだけでは、何も報われません。
特に、「うつ病」などの精神的な病に陥ってしまっている場合はなおさら、その仕事に見切りをつけるべきでしょう。
「給料は我慢の対価である」などと考えて辛抱しているようでは、あなたの“魂”は、ただ削られてしまうだけです。
そうではなく、「仕事を楽しんで、お金も稼ぐ」ことを目指しましょう。
あなたはすぐに行動するべきなのです。
5〈生命力〉と〈運気〉を上げる“日常生活のコツ”
これまでは嫌な仕事を辞めるための、具体的な方法を述べてきました。
しかし、どんなに頑張っても、運気が衰えていたならば、予想外の不運に見舞われたりして、ロクな結果になりません。
今日のテーマの締めくくりに、ここでは、あなたの〈生命力〉と〈運気〉を上げるためには、日常生活でどのようにすればよいか、ちょっとした「コツ」をお話ししていきます。
1、部屋を綺麗にする
お部屋が汚いままでは、悪い気が溜まり、精神的にもストレスが溜まります。
自分が生活している空間が綺麗であることが、自分の“魂”のレベルを高めることにつながります。
また、綺麗な部屋で生活すると、自然にセルフイメージが高まっていきます。
そうすると自分の雰囲気が変わり、退職(あるいは転職)する場合にも、知らず知らずのうちに良い縁が巡ってくることになります。
また、どういう風にお部屋を綺麗にしていけば良いのかがわからない場合は、「風水」を使って部屋を変えるのも良い方法です。
風水を信じるかどうかは別として、参考になるものはどんどん取り入れましょう。
2、神社・パワースポットに行き、エネルギーを充電する
職場でのマイナスの“気”の影響で、心身に不調をきたしていることも多いのです。
神社やパワースポットといわれる聖地には、神仏のエネルギーがみなぎっています。
そこに行くと、“魂”が浄化されます。
不思議と心が癒されたり、体調が良くなったりした経験は誰にもあるのではないでしょうか。
さらに、前向きなインスピレーションを受けることあります。
ただし、神社に参拝するなら、なるべくなら午前中の天気の良い日に行く方が良いでしょう。
神仏のエネルギーが満ちている神社やパワースポットで、プラスのエネルギーを充電しましょう。
3、運動をする
運動をすることによって、心身ともに健康になっていきます。
毎日、20分間の運動をすると良いでしょう。
運動不足は、心身ともにマイナスの影響を与えます。
ただし週に1日は休む方が良いでしょう。
週に7日間運動をすることは、疲労が溜まって身体に負担をかけます。
また、精神的にもストレスが溜まり、幸福度にもマイナスになることがわかっています。
無理しない程度に、楽しく運動をしましょう。
さあ、
〈生命力〉と〈運気〉をUPさせて、イキイキとした自分を取り戻しましょう。
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