みなさん、こんにちは。
あなたの今、一番やってみたい事って何でしょうか?
今日は、その「やってみたいこと」「やりたいこと」についてのお話です。
Contents 目次
1、やってみたい事があっても、すぐには出来ない心理
誰であっても、ふと、アレをやってみたい、コレをやろう、って思うことがあるのではないでしょうか。
でも実際には、それがなかなかできない、ということがあるものです。
「・・・がやってみたいんだけど、でも・・・」
っていうわけで、いろいろと出来ないことが頭に浮かんだりします。
いつかはやってみよう、とかを考えているうちにいつしか時間がたってしまっている。
そのうちに、意欲が薄れてしまい、場合によっては、死に際になって、
「あの時に、無理をしてでもアレをしておればよかったのに・・・」
なんてことにもなってしまうこともあるようです。
やりたいことがあれば、すぐにやればいいじゃないか、と言ってしまえばその通りですね。
でも、いざそれを実行に移そうとなると、
「しかし・・・」
といろんな障害物が心の中に浮かんできて、延び延びになってしまうのが人間というものなのでしょう。
そこには、「変わること」に対する、不安や恐れが無意識の中にあるのかもしれません。
2、その前にしておかなければならないこと、って何?
1、それが本当に最優先すべきことなのか?
では、どういうわけがあって、「やりたいこと」を先延ばしにしてしまうのでしょうか?
まず、よくあることして、次のような場合があります。
「その前に、しておかなければならないこと」があって、それが気になって出来ない
という場合です。
たとえば、友人からボウリングに誘われた。
「しかし、どうしても明日までにしておかなければならない仕事がある」
というような場合です。
こんな時は、やりたいボウリングを我慢して、仕事にかかることになってしまいます。
でも、あとから振り返ってみると、その時の能率はとても悪いものだった、ということに気づくことが多いのではないでしょうか。
「今ごろは、あいつらはボウリングを楽しんでいるんだろうなぁ~」って思ってみたりします。
時には、そうしたことが気になって仕事がほとんど手につかず、翌日まわしになってしまった、ということもありえますね。
このようなときには、思い切って、やりたいと思ったならば、ボウリングに行って楽しんでくるほうが能率的なことがあります。
どちらにしても仕事は翌日まわしになります。
しかし、友達とボウリングをやってリフレッシュしてからの方が、気持ちの切り替えが出来て仕事ははかどるでしょう。
ボウリングを楽しんだだけ得というものです。
2、どちらにしても、迷惑になってしまうなら
そういうと、
「そんな心がけの悪いことではいけない。なすべきことを最優先にするべきだ」
という人もいるかもしれません。
それがそのとおりにできる人は良いのです。
そうした人は元来、非常に優秀な人で立派な人だと思います。
でも、凡人はなかなかそう理屈通りにはいかないものなのです。
立派なことを言っても、その通りには出来ないもの。
おまけに、やりたかったことが出来なかったという不満が鬱積してきて、誰かれに当たりたくなってきたりします。
知らず知らずのうちに、周囲に迷惑なことをしてしまったりすることになってしまうのです。
やりたいことを先にやって、仕事が遅れるのは迷惑になるかもしれません。
でも、逆に仕事を最優先にして、それがために周囲に当たってしまうのも迷惑なものですね。
後者のほうが、周囲に威張る傾向が強い分だけ、マイナスに思えます。
3、本当に、もう遅いのか
1、年齢的に、 体力的に、記憶力が・・・
「やりたいこと」を先延ばしにしてしまう2番目の理由としては、次のことが考えられるでしょう。
「やりたいことがあるけれども、もう年齢的に遅い」
という場合です。
始めてみたいスポーツがあるとします。
でも、それをするには年齢が高すぎるような気がする。
体力もなくなってきている。
そのスポーツをやっている人は、みな自分よりもずっと若い人ばかりだ、というような場合です。
または、新しいことを勉強しようと思っても、記憶力もにぶっているし、目も悪くなっている。
楽器を華麗に演奏が出来るようになってみたい。
フレンチ料理を作れるようになりたい。
でも、いまさらそんな勉強やトレーニングを始めても仕方がないんじゃないか、とかですね。
2、「やりたいこと」には意味がある
でも、どんなことでも周囲からみれば、出来るかどうかはやってみなければわからないんだから、ともかくやってみては、と言いたくなるものです。
事実、高齢になってから何かを始める人はいくらでもいます。
そして、素晴らしい結果を出した人の例をあげることは、いくらでも見つけることができるでしょう。
そもそも、何かを「やってみたい」と思うということは、そこに何らかの意味があるのです。
それは魂からのメッセージともとらえることが出来るでしょう。
「年がいっているから」というけれども、それを始めることによって、若返ってくることさえあるものです。
さらには自分の思いがけない能力が引き出されてくることもあるのです。
4、ほんとうに「時間」はないのか
1、あんがい時間のやりくりはできるもの
「やりたいこと」を先延ばしにしてしまう3番目の理由としては、「時間がない」ということも多いでしょう。
確かに現代人は何かと忙しい日々を過ごしています。
やるべきことがあり過ぎてしまうほどでしょう。
そんな忙しい時に、さらに別のことを始めるとなったら、忙しすぎてどうしようもなくなってします、というわけです。
ところが、皆さんもこんな経験はないでしょうか。
「忙しいかもしれないが、思い切って好きな事やってみると、案外時間のやりくりがつけることが出来た」
というようなことです。
これは、好きなことをやりはじめたために、気分もよくなり、他のこともきちんと能率よく出来るようになるという事なのです。
そして全体として、忙しい中にも上手くいくようになっていくのです。
2、好きなことは、エネルギーを増幅させる
さらに、大切なことがあります。
それは、
どうも現代人は仕事の量が増えれば増えるほど、エネルギーの消費が激しくなって疲れるものだ、と単純に考えてしまっているのではないか
ということです。
でも実際には、いくら仕事の量が増えたとしても、好きでやっている時には、心身のエネルギーの流れが良いものです。
ですので、それほどには疲れないものなのです。
逆に、何か仕事をしながら、やっぱりアレをやっておけばよかったのに、とか思っている時は疲れるものです。
こころの中に葛藤があってエネルギーを消耗するからでしょう。
このためにあまり仕事をしていないわりには疲れてしまった、ということになるのです。
興味を持ったことや好きなことには、それなりに何らかの意味があるものです。
それは、わたしたちの無意識の底に眠っている「こころの鉱脈」からの呼びかけかもしれませんね。
それはエネルギーの源泉です。
わたしたちの「こころの鉱脈」は、いくらでも掘り出すことが出来るのです。
5、おわりに
こうしたことを考えると、「好きなこと」「やってみたいこと」があれば、まずはそれをやってみるほうが良いということです。
しのごをいわずに、とにかくやってみる。
やってみて続かなくてもよいじゃないですか、ダメでもともとですから。
3日坊主でもよいと思えば気軽に始められるでしょう。
物事はやってみないとわからないものです。
やってみると、そこから予想もしなかった出会いや、能力の開花があるやもしれませんからね。
やりたいことは、まずやってみる
ですよ。
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