みなさん、こんにちは。
結婚に憧れる女性(男性も)はたくさんいますね。
結婚する以上は、やっぱり、円満な夫婦になりたいと思うのではないでしょうか?
なかには、「いざとなればいつでも別れてやってもいい!」って気持ちで結婚に踏み切る人もいるかもしれませんが。
では、結婚生活にコツってあるのでしょうか。
今回は、そのコツがあるとするならば、どんなことなのかを考えてみたいと思います。
Contents 目次
1、無償の愛は存在するか?
まず、結婚生活に〈無償の愛〉ってあるのか、から考えてみたいと思います。
1、夫婦関係は親子関係と違う
親子の関係であれば、親は自分の子どもに対して、〈無償の愛〉を与える人は多いですね。
親子の関係というのは、タテの関係です。
親が子供を育てて、教育する。
そこで無償の愛をそそぐことが楽しいのですね。
それに比べて夫婦間ではどうでしょうか?
夫婦の関係というのは、ヨコの関係です。
ヨコの関係であるということは、ギブ・アンド・テイクの関係だということです。
ですので、配偶者は無償の愛をギブし続けるのはまれなことです。
かりに、相手に対してギブし続けている人がいたとしても、おそらく相当に我慢をしているのではないでしょうか。
その我慢を続けるだけの、将来に受け取る「報酬」が何らかの形であるからできるのだ、とも言えますね。
2、ギブ・アンド・テイクの関係
夫婦というのは、ギブ・アンド・テイクの関係ですから、「してもらったことは返す」ということになります。
それを軽視するから、夫婦の不和が生じてくるのです。
何かをしてもらったならば、せめて「ありがとう」の一言でもいえばよいのに、それをしないで済ますカップルがいますよね。
弁当を毎朝作ってくれるのは当たり前、ボーナスをそっくり渡してくれて当たり前、などと思っていませんか?
「ありがとう」を言えない人のなかには、夫婦のくせに水臭い、他人行儀だっていう想いがあるのでしょう。
でも、そうした人には、もしかしたら、「配偶者は自分の親である」と無意識的にも思っているのではないでしょうか。
夫婦の関係は、親子の関係とは違って、友達関係なのです。
ルームメイトと思ってもよいでしょう。
だから、出張などで、家を留守にすることがあれば、お土産を買ってくるとか、時にはお世辞を言うようにする方が良いのです。
ですので、気軽に「ありがとう」のひと言を言ってみるようにしましょう。
相手にたいして、次のような気持ちを持っていないでしょうか?
「私の夫は、父と同じように、愛情を私に注ぐべきだ」
「私の妻は、母と同じように、愛情を私に注ぐべきだ」
このように無意識的にも思っているのならば、些細なことで喧嘩をする夫婦となる可能性が高いですね。
ですので、夫婦関係は親子の関係とは違うのだ、ということをしっかりと認識することです。
こうしたことを考えてみると、結婚生活というのは、好き嫌いだけではなく、なかなか〈頭を使う〉必要があるということです。
2、心理的距離は物理的距離に比例する
1、一緒に何かをするから、情が湧いてくる
通常の人間関係では、物理的な距離が遠くなると、自然に心が離れてしまうのが普通ですね。
このことは夫婦の関係でも、いえると思うのです。
夫婦だから心が通じ合っているのだ、と思っていると、いつの間にか感情の行き違いが起こるのです。
そうならないためにはどうすればよいのでしょうか。
次のようなことを、意識的にやっていくとよいと思います。
- 夫婦で旅行する
- お互いの老父母を定期的に訪問する
- 定期的に一緒にショッピングに出かける
- 一緒に酒を飲む時間を作る
- 一緒に定期的にお墓参りに行く
- 毎年一緒に初詣に行く
などです。
こうしたことは、一見ありきたりなことです。
でも、このありきたりなことが、夫婦の心の絆を育てるのですね。
このように共同作業を繰り返しているうちに情が沸いてくるものなのです。
好きな者同士だから共同作業をするというよりも、共同作業をしているから、好きな者同士になっていくのです。
2、共同作業を重ねることが絆になる
そのためには、意識して「共有時間」を作っていく必要があります。
そうすると、〈体を使って〉いかなければいけませんね。
疲れているから、と言って共同作業をさぼってばかりいてはいけないのです。
相手に自分の時間を合わせなければいけないことも出てきます。
こうしたことも〈頭を使って〉いく必要が出てくるのですね。
そうすると、時間のやりくりをして合わせるには、頻繁なお互いの会話が必要になってきます。
仕事と同様に、夫婦での行動にも事前の打ち合わせが大切です。
ですので、会話がないのは夫婦不和の始まりなのです。
仲の良い夫婦は、会話の量が自然と多いものです。
このように〈体と頭を使っていく〉ということを、考えておかなければいけないのですね。
3、お互いに相手の自由を許しあう
1、我慢には限界が訪れる
かなり昔の夫婦関係では、嫁が我慢して夫のいうことに従って生きていく、ということがあったようです。
それは時代によっても地域によっても、色々な形があって違いがあったでしょうけど。
けれども現代のように、教育レベルが高くなって、情報を多すぎるくらいに得ることが出来る時代には、女性の権利意識も高い。
女性は、〈自分を生きる〉ことを前提に結婚生活を始めることになります。
たまたま結婚した男子が、実は非常に傲慢な人だった、ってことがありますね。
ひとむかし前ならば、世間体を気にしたり、経済的な理由で争いを避けて我慢をし続けるという女性も多かったようです。
こうした場合、我慢の限界が来た時には、心身症になって倒れるとか、家出をするといったことになるようです。
でも現代女性ならば、すぐに別れるという方向になるでしょう。
不必要な我慢をする必要がない時代になってきているのです。
もちろん、このことは、男性が女性の傲慢さに我慢している場合にも、同じことが言えます。
2、お互いの〈領域〉を見極める
ここで見えてくる夫婦の関係で大切なことは、お互いが相手の自由を許容しあう、ということです。
大人同士の関係ですから、相互に介入しあわない生活領域を持つことが大切なのです。
夫は妻が料理をしていたら、少しぐらい下手であっても口出しをしすぎないことです。
お互いがそれぞれの領域があることを認めることが大切になってきます。
そして、介入して欲しい領域と、そっとしておいてほしい領域をお互いが見極めることが大切なのです。
そのためにも、普段からの会話の量が多いほうがよいということが言えますね。
4、まとめ
ここまで、結婚生活のコツということで、ざっと3つの視点でまとめてみました。
- 夫婦間では、愛は無償ではない
- 共同作業をたくさんして、物理的に近くなるようにする
- お互いの〈領域〉を尊重しあう
です。
結婚生活のコツは、もっといろいろとあるでしょう。
でも、ここにあげた3点を心においていくだけでも、かなり違ってくるのではないでしょうか。
結婚というのは、恋愛に比べて、かなりリアルな現実と直面するものです。
円満な結婚生活を続けようと思うのでしたら、
出来るだけ〈頭〉と〈体〉を働かせていかなければいけない
ということですね。
欲張りと独りよがりは夫婦不和の元、ということになるでしょうね。
【関連記事】SEXの悩みを抱えている人は多いはず。そんな時どうしますか?⬇︎
【オススメ記事】はたして、妖怪って、本当にいるのでしょうか⁉︎ ⬇︎
【オススメ記事】もしも、前世とおぼしき夢を見ているとしたら⁉︎⬇︎
30代40代ハイステイタス専門の結婚相談所『Fusion Bridal』