恋愛、結婚

人を愛すると、本当の個性が輝く

 

今回は、「人を愛する」ってどういうことなのか、を考えてみたいと思います。

 

1、いかに人から愛されるか、ばかりを考えている人たち

1、人から愛されることが目標になっている

男も女も、私には、どうもみんな自分がいかに人から愛されるか、ということばかり考えているようにみえるのです。

 

それは、人から愛情を注がれることによって、自分が愛される価値があると思えるからです。

愛されることによって初めて自分に自信を持つことができるからです。

 

そこには、人から常に愛されていないと、自分という存在に確信を持てないという気持ちがあるようです。

 

それに、愛されたり、人から好かれたりするってことは、いろいろな点で“得”をしますよね。

人から気を使ってもらえたり、ちょっと失敗をしても、笑い話にしてもらえる。

また異性からはプレゼントをしてもらえたりもします。

 

 

このように物質的にも心理的にも、愛されることが得をすることだとしたら、逆に愛することは損をすることになってしまいます。

 

こうして、みんな、愛されることばかりを考えているのです。

 

そうなると、男女関係においても、いかにして相手から愛される人になるか、ということが重要になってくるのです。

 

2、愛されるテクニックがもてはやされている時代

 

今の女性雑誌や本を見ても、いかにして男性から好かれる人になれるかといったテクニックや知識が豊富に掲載されたものが売れています。

雑誌には恋愛特集をよく掲載されていますね。

大抵は「どうしたら愛される女になれるか」といったテクニックばかりです。

 

そういう私も以前に、このブログで、「美しい女性になる秘訣」っていう記事を書いています。

 

 

男性雑誌でも、「どうしたら女性を喜ばせることができるか」といったものが目立ちますね。

 

今の若い人たちにとっては、相手から「モテる」「愛される」といったこと最重要課題になっているのです。

 

でも、これでは本当の「愛」などは成り立つはずがありません。

なぜなら、人に好かれることばかり考えて生きているから、本当の自分の気持ちがわからなくなってしまうからです。

自分の気持ちがわからないから、人の気持ちもわからないのは当然でしょ。

 

そして、自分が〈個性〉の薄っぺらな人となっているのに気がついていないのです。

 

【関連記事】いかにして美しい女性になるか?⬇︎

美しい女性になれる秘訣

 

2、「愛」は無条件の世界

1、愛すると、損をすることの方が多い

 

私の考える「愛」は、損得勘定などないものです。

それは無条件の世界なのです。

 

そういうといかにも格好をつけた言い方になるかもしてませんね。

 

でも、愛するということは、むしろ損をすることの方が多いものなのです。

愛すると自分が傷ついたりします。

 

相手に保護されたり、惚れさせていい気持ちになっているなどは、愛とはかけ離れたものでしょう。

 

 

愛するとなると、相手のために何かをしたくなってきます。

それをすることによって、自分が損をするかもしれない。

でもそんなことはおかまいなし。

自分のためでなく、相手のことが優先されるのです。

 

そこには自分のプライドも自己愛もない。

 

2、自分を確立していない人たち

 

ところが、今の人たちは、愛というと、自分が得をするものだと無意識的にも思っているのです。

「愛する」ことではなく、「愛される」ことが愛だと思ってしまっている。

 

恋愛ドラマや映画も、相手との駆け引きがあって、結局はお互いが相手から愛されて満足がいく形になればハッピーエンド、ってなります。

 

そうしたドラマや映画を見て育った若者は、それが「恋愛」だと思っているから、ますます、人を愛するのではなく、いかに愛されるかばかりを考えるようになる。

それが愛だと思ってしまう。

 

相手にモテることによって、やっと自分は魅力がある人だと思えるようになる。

逆に振られたりすると、自信を失ってしまいます。

 

つまりは、本当の個性的な自分を持っていないのです。

 

 

自分では、しっかりとした自分を確立していると思っていても、実際は、人の評価だけで成り立っている自分しかないのです。

男女がお互いに打算の上で関係が成り立ってしまっている。

 

その背景には、人間関係全体が、合理的な計算の上での関係ばかりになってきているところがあるようです。

 

でも、損得勘定を離れたバカな行動をしてしまうところに、本当の愛があるのではないだろうか。

若い人がバカな真似をしなくなってきていることは、それだけ「愛」から遠ざかってきていると思います。

 

3、「愛される」より「愛する」こと

1、現代の虚しい男女の恋愛

 

今の日本の社会は、自分が相手を愛するという喜びを知らない人が増えているように思えますね。

みんながみんな、お体裁よく、表面だけを楽しく問題なく過ごそうとする。

 

彼氏彼女がいて、うまくいったりいかなかったり。そうした自分の恋愛をドラマのような恋愛ごっこのように話題にして人に話したりします。

 

それって、空しくはないですか?

そこには男女の本当のぶつかり合いもないのです。

 

そのような、子供っぽい駆け引きに終始していては、表面的な恋愛ごっこをしているにすぎないじゃないですか。

 

2、片想いこそ、本当の喜び

 

でも、自分が誰かを真剣に愛するという喜びを知らないなんて、人生の最も大きな果実を味わっていないことになるでしょう。

たとえ報われなくても、自分が愛してこそ、本当の喜びがあるもの。

 

愛するということは、必ず、一方的な片思いになります。

 

 

でもそれは、かけがえのない喜びなのです。

そしてそこから、本当の自分の個性が輝き始めるのですね。

 

計算ずくの愛、下心のある愛は、「恋愛ゲーム」にすぎません。

愛となったら、計算も下心もすべてなくなってしまうものです。

 

そんな計算など捨てて、もっと自分を投げ出してみましょう。

 

人を愛することによって、あなたの本当の個性を輝かせてみませんか。

 

 

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