みなさんは、霊符をお持ちでしょうか?
今回のテーマは、【霊符】による開運法についてのお話です。
- 不運が続くので開運したい
- 幸せな結婚がしたい
- 健康になりたい
- お金持ちになりたい
このように、さまざまな問題や願い事があるでしょう。
【霊符】には、実は絶大な霊験(効果)があるのです。
今回は、そうした願望をかなえるための【霊符】のお話です。
Contents 目次
1、なぜ霊符で、開運できるのか
1、霊符とは何か?
霊符は、護符、神符、呪符などいろいろな呼ばれ方をされます。
霊符というのは、紙や木などに独特の文字や絵柄がが書かれて、呪力があるお札のことです。
人生においては、人間の努力ではどうにもならない事柄が無数にありますね。
不思議な巡り合わせで、不運に陥ったなど、皆さんも経験があるのではないでしょうか。
あるいは、とにかく運が悪い、不運続きなこともあるものです。
そうした時に、霊符が大きな力を発揮するのです。
では、霊符はなぜ効果があるのでしょうか?
大宮司朗先生によれば、霊符の力の源泉は、私たち自身に潜在している霊力だそうです。
ですので、霊符を扱う場合には、霊符の効力は神の分身としての自分自身の潜在力による、という信念が大切だという事です。
さらに霊符それ自体に神霊の特別な加護があると言います。
霊符にはそれ自体に神霊の息吹が感通しており、神霊の特別な加護があるのです。
2、なぜ霊符には、不思議な図形や文字が描かれているのか?
それはそういうものだから、霊験を発揮するのだ、というしかないでしょう。
霊符に描かれている特別な形や不可思議な文字には、空間に存在する神仏のエネルギーと共鳴して、そのパワーを引き立つ現象を起こす力が宿っているのです。
それは何千年何百年にもわたって、先達たちが霊感によって感得されて伝えられてきたものなのです。
その中で、神秘力を発揮し効果があるものが生き残り、現在に受け継がれているのです。
霊符は、天神の御意を伝えるしるしであり、天界からの贈り物だという事です。
そうした心構えを持った上で、霊符を使用します。
3、霊符を使用する目的は?
霊符には様々な効果があります。
人によってそれを使うには、次にあげるようにいろいろと目的が違ってくるでしょう。
- 開運して運を開く
- 悩みや問題を解決する
- 望み・希望を叶える
- 病気平癒・健康になる
- 身を守る、除災
- 霊的な不浄を祓う
などです。
どのような目的であっても、霊符を正しく用いれば、その霊験効果は驚くべきものとなります。
その時々の必要に応じて使い分けていくと良いでしょう。
2、霊符の使い方
霊符の使い方には、下のようにいくつかの方法があります。
1、身につける
「身につける」場合には、霊符が汚れたり折れないように大切に扱いましょう。
ポケットに入れて持ち歩くのも良いですが、大きくてポケットに入らない場合は、バッグや財布に入れるなどして持ち運びます。
身につける場合には、必ず正常な紙に包んだり、正常な布の袋に入れるなどして携帯します。
適当なものがなければ未使用の封筒に入れても良いでしょう。
2、室内外や玄関、器物に貼る
霊符を室内外や器物に貼る場合に使用するものは、糊(のり)でも米粒でも両面テープでも良いです。
通常、霊符は清浄な場所に貼るようにします。
邪気払いのような霊符の場合は、家の感じの良くないと思う場所に貼るとよいでしょう。
3、そのほかの方法
そのほかの方法としては、霊符を呑み込む方法、霊符を身体に描いたり病の患部に貼ったりする方法などもあります。
神霊とつながり、ご加護がいただける霊符は大切に扱いましょう。
そして日々、神霊に感謝を捧げる気持ちが大切です。
3、霊符にはどんな種類があるか
霊符には、そのもとになる宗教によって、密教系・修験道系・神道系・陰陽道系・道教系などの霊符があります。
1、密教系の霊符
真言宗や天台宗など密教の修法を施された霊符(護符)です。
梵字や諸仏、それに対応する真言がメインとなっているのが特徴です。
鬼の絵が描かれた「角大師(つのだいし)」の霊符は、天台宗比叡中興の祖といわれる元三大師(がんざんだいし)によって作られたものです。
2、修験道系の霊符
修験道は、役小角(えんのおづぬ)が修験道の開祖とされていますが、日本の古神道に山岳信仰や密教が混交して発展してきたものです。
霊符もそれらさまざまな要素が入っているのが特徴です。
3、神道系の霊符
神社や神道に基づいて作られた物です。
その神社の御祭神の名前や神印が押されているものなどがあります。
4、陰陽道系の霊符
陰陽道は、古代中国で生まれて陰陽五行説を起源として日本で独自の発達をしてきました。
仏教、道教、神道、修験道の要素を織り交ぜた、天文学や方位学による占術を用いる日本独特の学問でした。
その陰陽道を専門とする奈良・平安時代で律令制の役職が陰陽師と呼ばれました。
その名声の頂点に立つのが、あの有名な安倍晴明です。
その霊符は、方位に基づくものや、八卦などが記されています。
5、道教系の霊符
さまざま種類の霊符の中で、道教系の霊符は、最も古く、その種類も多いでしょう。
その中で特に「五岳真形図」は最も古い霊符とされます。
これは、宇宙の根本を表す五方五岳の神なる世界と、その各五岳におられる神々に霊通して霊験を得ることができる図符です。
これが道教系の霊符の図符の発祥となったと言われれています。
【関連記事】最高峰の霊符(護符)で運気UPしよう! ⬇︎
4、霊符の謹書方法
1、謹書する場合の心構え
護符は神妙なお力が宿る大切なものです。
ですので護符は、その道のプロがきっちりとした作法にのっとって作成され、ご祈祷を修されたものが、もっとも霊験・効果があります。
とは言え、自分の身に起きる災難を防ぎ、あるいは願いを叶えるために真摯な気持ちを持つ者ならば、ご自分で身を清めて本当に純粋な気持ちで心を込めて作成すれば、他者が作成するより効果がある場合もあります。
霊符(護符)正式な謹書法については、いろいろな方法があります。
また非常に細かい作法があり、時間もかかります。
普通の人が実践するのは難しいでしょう。
ここでは簡単な方法で行える、しかも霊符の効果を高める方法をご説明いたします。
まず、心身を清い状態にします。
滝に打たれるなど“禊(みそぎ)”をするのが最も良い方法です。
しかし、実際にはそのような機会に恵まれることは難しいでしょう。
その場合はお風呂に入って、身を清めます。
部屋を掃除し、清潔で清浄な空間にします。
衣服を整えます。
歯を磨き、口を注ぎます。
2、「禊祓詞(みそぎはらえのことば)」を奏上する
そして、心を落ち着けて、書写用の紙、墨、硯、筆に向かいます。
『神火清明(しんかせいめい)、神水清明(しんすいせいめい)、神風清明(しんぷうせいめい)』
この言霊を三回唱え、「ふー、ふー、ふー」と、三回息を吹き邪気を払います。
そして、姿勢を正して、静かに心を込めて霊符を謹書していきます。
霊符を眼前に置き、二拝します。
そして、「禊祓詞(みそぎはらえのことば)」を奏上します。
高天原(たかまのはら)に神留坐(かむづまりま)す。
神魯岐神魯美(かむろぎかむろみ)の命(みこと)以(もち)て。
皇御祖(すめみおや)。神(かむ)伊邪那岐命(いざなぎのみこと)。
筑紫(つくしの)日向(ひむか)の橘(たちばな)の小戸(をど)の阿波岐原(あはぎはら)に。
御禊(みそぎ)祓(はら)ひ給(たま)ふ時(とき)に生坐(あれませ)る祓戸(はらひど)の大神等(おほかみたち)。
諸(もろもろ)の枉事(まがごと)罪穢(つみけがれ)を祓賜(はらひたま)へ清(きよ)め賜(はらひたま)へと申(まを)す事(こと)の由(よし)を。
天津神(あまつかみ)国津神(くにつかみ)。八百万(やほよろづ)の神等共(かみたちとも)に。
天(あめ)の斑駒(ふちこま)の耳振立(みみふりたて)て。
聞食(きこしめ)せと。恐(かしこ)み恐(かしこ)み白(まを)す。
霊符に二礼二拍手一拝します。
また、心を落ち着けて『般若心経』を一巻お唱えしても良いです。
5、霊符の注意点&心構え
1、霊符(護符)の霊験・効果を信じること
誰にでも霊験効果はあります。
霊符に描かれている図形や文字は、不思議なエネルギーとつながる特殊なものですので、どんな人にでも何がしかの霊験はあります。
ただし、霊符を信じていない人、粗末に扱っている人、心がけが悪い人には効果は少ないでしょう。
なぜなら、霊符というのは、宇宙に遍満する神霊のエネルギーに感応して、不思議なパワーを発揮するものだからです。
ですので護符の神妙な霊験(効力)を疑ってはいけません。
何千年何百年の前から伝えれてきた霊符です。
すなおな気持ちで、霊符の力を信じましょう。
2、霊符を大切に扱うこと
霊符には絶大な霊験があります。
霊符は、綺麗な布や紙に包んで汚さないように大切に扱いましょう。
また、人を恨んだり憎んだりしては、あなたの“魂”のレベルを下げてしまいます。
それでは霊符の効果が減ってしまします。
清い心を持って、正しい心構えで生活していけるように、工夫していきましょう。
3、現実の努力を怠らないこと
霊符を身につけると同時に、問題の解決のために努力することが大切です。
病気の悩みの場合は、医療を否定せず、しっかり治療に取りくむことが大切です。
良縁に恵まれたい、ならば“自分磨き”もしっかりとしていきましょう。
DV被害にあっている、あるいはストーカー被害にあっている場合は、市区町村の相談コーナーや警察に相談をすることも考えることが大切です。
このように、霊符を身につけた上で、現実的な努力をしっかりやっていく、という気持ちが大切です。
6、待っているだけでは、良い運がめぐってこない
霊符を身につけて、あとは漠然と幸運が見込んで来るのを待っているだけではいけません。
運を転換させるのは、陽気さ、明るさです。
陽気で明るければ、周囲の自分に対する対応も自然に変化していきます。
いつも元気で積極的に行動しましょう。
そうすれば自然にチャンスにめぐり合えます。
さらに、運というものには、家系的なつながりがあります。
運を良くするために、先祖の墓参りをして拝むことも大切です。
あなたの潜在意識が、先祖の霊と共鳴し、運気の転換をはかることができるようになります。
そうした心構えで、霊符を使用すれば、その霊験はより大きなものがあるでしょう。
それでも運が巡ってこない、あるいは、不運続きの場合は、先祖供養の方法を考え直さなければいけないかもしれません。
【参考記事】不運になるの原因と、その対策は? ⬇︎
7、さあ、霊符で開運人生を歩もう!
- 霊符って、本当に効果があるのだろうか?
- そんなに世の中は甘くないでしょ!
科学では割り切れない現象はいくらでもあります。
ですので余計なことは考えずに、とにかく霊符の効果・霊験を信じて、霊符を身につけましょう。
何百年も前から伝えられてきた霊符です。
とにかく、神霊のご加護のある霊符を信じる事。
必ず道は開けます。
正しき心がまえの者ならば、必ず、良き霊験が現れるのです。