みなさんは、自分の現在の生活に満足しているでしょうか?
満足なんか全然していない、っていう人の方が多いんじゃないでしょうか。
でも中には、自分のライフスタイルに自信を持っていて、生き生きと働いている方もいるかと思います。
そんななかで、ふと、自分とは違った生き方をしている人が、羨ましくなったり、気になったりすることはないでしょうか?
今日は、そうした時に起きる「羨ましい(うらやましい)」という気持ちを、考えてみました。
Contents 目次
1、ある女性の気持ちの変化
薬剤師のA子さんは、これまで一生懸命に仕事に情熱をかけて頑張ってきました。
好きな仕事であるし、子供時代からの憧れの職業の一つでもあった。
同級生が皆、結婚していく中で、特に気にせず大学を卒業してから一目散に駆け上ってきた。
そんなある日、街で大学時代の友人が、旦那さんと子供を連れて歩いているのを見かけた。
その時、ふと「羨ましい」と感じたのです。
それは、これまでは感じたことのなかった気持ちだったのです。
A子さんの心の中で、何かが変化してきたのかもしれません。
私たちは、このようにあるとき、他人を羨ましいと感じることがあります。
このような感情は、突然に勝手に生じてくるものです。
人を羨ましく思うなんてみっともない、と思っても、こうした感情は自然と起こってくるのだから仕方がありません。
2、「羨ましい」の正体は?
では、はたして「羨ましい」ってどういう気持ちなのでしょうか?
それは、生活のことであっても、物であっても能力的なことであっても、ともかく自分が今、持っていないものを他人が持っている、ということですよね。
そのことに対して、自分の方は持っていない、あるいは、持つ能力がないから、「羨ましい」と感じるのですね。
ここで大事なポイントがあります。
それは、他人が自分の持っていないものを持っているからといっても、そこに必ずしも「羨ましい」という気持ちが湧くのではない、ということです。
たとえば、自分がバイオリンを演奏する才能がないときに、友人の中に、素晴らしいバイオリニストがいたとします。
そんなときに、別にそうだからといって、その才能に対して羨ましいと感じたり、嫉妬もしないときがあります。
それはつまり、自分の生きていくことと、そのことがあまり関係がないからです。
また、その人がバイオリンを弾いているのをみて、偉い人だと思う。
素晴らしいし、尊敬の気持ちが湧いてきたりします。
でもそうかといって、羨ましいという気持ちではまったくない。
そうしたことってよくありますよね。
このようなことを考えてみますと、「羨ましい」という気持ちが起こるのには、ただ単に、他人が自分の持っていないものを持っているだけではない、ということがわかりますね。
自分の持っていないものをその人が持っている、というその事実にプラスされる、“何か”がないと生じないようです。
3、それは「未開発の部分」
よく人は「羨ましい」という話をしますね。
でも、よくよく聞いてみると面白いことに気がつきます。
たとえば、妹はスポーツができて、そのために良い就職まで見つけた。
同じ姉妹ながら、どうしてこんなに違うのだろうか。
妹に比べると自分はなんと不幸なのか、とよく思う。
この人の場合、特に“妹に対して”それを強く感じるところに何か意味があるように思えます。
なぜなら世の中には、スポーツができて、ちゃんと就職している人はいっぱいいるからです。
姉妹という身近な存在だから、そう感じたのか?
あるいは、特定のスポーツに対してそう感じたのかはわかりません。
こうした場合、そこには、その人の心の中の何らかの未開発の可能性、というものが潜んでいるような気がするのです。
自分にとって未開発な部分って、人は誰しもたくさんあるものです。
そうした中から、特に何かが強く「羨ましい」と感じられるとします。
するとその部分が、“今の”自分にとって、特に開発すべきところと言えるかもしれませんね。
自分の知らないところで開発を待っている部分、と言い換えてもいいかもしれません。
4、「羨ましい」はチャンスの到来のサイン
ある人にとって、やらねばならないことや、やれることはたくさんあるものです。
その中で、特に「羨ましい」という感情を強く感じるものがあるとする。
それならば、それがその人の心が、現在どの方向に向かっているのかを示すものとも考えられるのです。
このようなことを考えてみると、「羨ましい」気持ちが起こったら、それをどう考えれば良いのでしょうか。
その時には、まずはそれを認めることから始めてみましょう。
冒頭にあげたA子さんの場合、これまでは仕事一筋に進んできました。
それが幸せな家庭を築いている友人の姿をみて「羨ましい」という気持ちが沸き起こったのです。
これはどう考えていけばよいでしょう。
その時、彼女の中で、「幸せな家庭を持つ」という新たな心の方向性が感じられるのです。
このように、「羨ましい」と強く感じることがあったならば、まず、それをはっきりと意識することが大切だと思います。
そして、いったいその気持ちがどうして起こったのかを、考えてみるのをオススメします。
そして、それが、自分の中に何かが未だ注目されずに捨てられているはずだと思って、いろいろと試行錯誤してみたりするのは価値があることだと思います。
私は、そんな時は、これが新しい自分の可能性を広げるチャンスが到来し始めた、と言えると思うのですね。
みなさんも、とにかく
何でも「羨ましい」と思ったならば、そのことに向かって挑戦をしてみて!
とオススメします。
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